【恐怖を克服する方法】恐怖を受け入れるとはどういうことなのか

恐怖を克服する方法が、実はあります。

私たちは、なにかと恐怖に悩まされていますよね。

「仕事を失うんじゃないか」

「みじめな人生をおくるのではないか」

このような、ありとあらゆる恐怖があります。

 

乗り越えるには

恐怖など、ネガティブな感情を乗り越えるには、受け入れることというのが、本質的な方法です。

これはしばしば、本質的なことをわかっている人が言うことです。

私自身も、そのことを頭ではわかっていました。

 

しかし、受け入れるとはどういうことなのか、よくわかりませんでした。

「その感情を味わうこと」ということは、間違いなくいえるでしょう。

ただ、それ以上にいえることはおそらく、味わうことを避けようとしないこと、だと思うのです。

 

私たちは二度こわがる

すなわち、恐怖することに恐怖しないこと、なんですよ。

これが、恐怖を受け入れたときに起こることだと思います。

私たちは恐怖を避けようとしてしまうんですよね。

 

ある出来事を避けようとするのは、問題ないと思います。

しかし、恐怖を感じることを避けるのは、かえって恐怖を増大させるのではないでしょうか。

 

それはまさに、トラウマみたいなものです。

ネガティブな感情は、依存によって生じます。

相手に勝手に期待してそれが裏切られると、怒りや恐怖を感じたりします。

自分にはないと思っている要素を、他人に見せつけられても生じます。

 

何に依存しているかによって、その正体は人によって大きく異なります。

では、この依存の対処法について、みてみましょう。

 

依存に気づく

何に依存しているかに気付くことが、依存性を薄めます。

これが、対処法です。

今恵まれていることに感謝したりしますが、これは依存していることを自覚する作用があります。

だから、感謝する人のほうが精神的には自立しているんですね。

 

自分が感じている恐怖に気づくことは、依存に気づくことになります。

理想は、常に自分の心の動きに気づいていることです。

それなら、常に依存に気付いていることになりますからね。

 

最終的には、恐怖に恐怖しなくなるのでしょう。

最初の恐怖を見ないようにすることが、別の恐怖を生じさせます。

最初の恐怖に気づいていれば、新たな恐怖が連鎖して生じたりはしません。

そしてこれこそが、恐怖を味わうことに恐怖しない仕組みだと思います。

 

ですから、恐怖を克服するには、徹底的に恐怖に気づくしかありません

ですがすることは、依存に気づくことなのですから、依存に気づくために、依存に依存してはいけません

ここは、瞑想的なところです。

 

そもそも私たちは、恐怖をエンターテイメントのように味わうことができます。

ジェットコースターやホラー映画などが例ですね。

もちろん、強すぎる恐怖は、恐怖にのまれてしまうのですが。

 

恐怖に気づきながらでしか、依存に気づいたり、恐怖を受け入れたりすることはできません。

とはいえ、私たちには逃避も時には必要です。

現実逃避は、どうしようもなく致し方ないことです。

人によって、苦手なことも、得意なことも、環境なども違いますからね。

 

いずれにしても、恐怖をひたすら避けようとすることだけは、やめたほうがいいんです。

恐怖を味わいながらでないと、恐怖を克服する方法を、自分の体験で発見することはできないからです。

恐怖なんてないというような、変なポジティブさは、かえって恐怖を増大させます。

これはできるだけ避けましょう。

恐怖に気づき続けながら、明るくふるまうならいいのですが。